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[10分の1ネットワーク] [地球人として] [ボランティアのホイヘンス原理] [意志] 意志人は死をむかえたら、どこへ行くのだろうか。 木を燃やすと、水と二酸化炭素と炭素になる。空に舞い上がった水蒸気は塵を核とし雲をつくり、雨となって再び大地を潤す。二酸化炭素は葉緑素をもつ植物の栄養源である。炭素は細かくなると塵になる。 大気も地球の一部であるとしたら、木は空と土にかたちを変え、地球という星に帰ることになる。 では、人を人たらしむるものは何であり、どこへ行くのだろうか。 「政治体は、また、一つの意志をもつ道徳的存在(etre moral←お山のアクサンがつかないのが残念)である。そして、この一般意志は、常に全体および部分の保存と幸福を目指し、法律の源泉となるものであるが、国家の全成員にとって、かれら相互の間および国家との間における、正と不正との基準となるものである。」(ルソー) 「人間は意志するものを意図し、意図するものを考える。」(スウェーデンボルグ) ルソーの一般意志は単に多数決の原理にとどまっているが、この二つの意志は同じものであると思う。 殺し合うことなく、むさぼることなく、盗むことなく、偽証することなく、人としてあるべき姿、自然の法則を求める心である。 人を人たらしめ、意志を司る心は死をむかえたらどこへ行くのだろうか。 01.6.23 Copyright (C) 2000-2003 Kiyokku, All rights reserved. |