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自然山伏は自然の中でいろいろな修行をする。冷たい滝にうたれたり、ひたすら山道を登ったり、薬草の煙の中に入ったり、たき火を飛び越えたりする。 ディープエコロジー:人間は自然と対立する存在であり、自然を保護するためには破壊者である人間がいなくなるべきだという考え方。 エコ・デザイン:92年ブラジルでの環境サミットでは、世界各国ともに、いかに環境問題に貢献しているかをアピールした。広告もまた「地球にやさしい」をさかんにうたっている。製品デザインにおいても環境問題を考えざるをえなくなり、エコ・デザインという言葉を使いはじめている。 このエコという考え方は人間と自然が対立しているというのが前提にあり、自然を生かすも殺すも人間が決定権を握っているように思われる。 アイヌの人々曰く、現代人は人間が自然を守っていると思っているが、自然が人間を守っているのである。 地球にある自然環境は奇跡に近い確率で存在する。大気があるために生命は強い紫外線を浴びず、黒こげにならずにすんでいる。雲をつくり雨を降らせる。木々は水を溜める、洪水にならないようにしている。太陽は平等に降り注ぎ命を育む。 そう考えてみると、人間が自然を守っていると言うのがおこがましくも思えてくる。 現代人は科学を己のものにしようとしている。科学は奇跡を表すものでしかない。奇跡を操ろうとする科学はあってはならない。 01.1.17 Copyright (C) 2000-2003 Kiyokku, All rights reserved. |